通しボルトやビスを使って、1本1本のログ材をパネル化します。これで縦ログパネルの完成です。
ログ材をボルトやビスでまとめ、1枚のパネルにする
土台、梁材はプレカット加工で仕上げたもの、または手刻みによって行います。パネルのズレを防ぐように土台や梁材にほぞ加工をします。
土台・梁に溝をつけておく
基礎工事の後の土台敷きの風景
建方も在来構法と同様の建方です。内装材、構造材などを兼ねる縦ログパネルは、建方の時にほどんど建築工事が進みます。パネルを土台に落とし込み、梁を合わせます。電気配線などは、状況に応じてパネル内に先行配管する場合もあります。
冬の日の建方風景。現場作業が少なく、厳しい環境でもつくることができた
天井や、その他の部分についての造作工事、電気工事を行います。通常在来構法と比べて、仕上げ工事の期間が短くなります。外部木材があらわしの部分は塗装などをします。
開口部まわりの造作風景。開口部もユニット化することができる
建物の完成です。スギ材の香りに包まれた空間になりました。
木打放しの空間が完成
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